雨・曇天続き対策におすすめ 肥料・活力剤特集
今年の天候は例年に比べて乱れ気味。
そこで5月の特集は「雨の日対策」と「暑さ対策」です。
暑さ対策についてはこちらのページをご覧ください!)
雨が続く、なかなかおひさまが拝めない・・そんな時の「2大雨の日問題」といえば
「根腐れ」と「光合成不足」。
今回は、この2つの観点から、天気が悪くなってからでもできる対策を取り上げてみました。
2つの根腐れ対策
- 根腐れの予防といえば、「水はけをよくする」が真っ先にあがります。土作りの段階から空隙のおおい土壌改良材や、ぼかし堆肥などをしっかり与えることが大事ですが、雨が続いてしまってからでは間に合わない!と思ったことはありませんか?
そこで、今回は既に雨が続いてしまったときに気にしていただきたいポイントを2つに絞ってご紹介します!
さらに、酸素も不足するので、酸素不足にデリケートな「根毛」が最初にやられてしまいます。
そこで、対策として、
対策①土壌中によい菌を増やす(悪い菌が繁殖しにくくなるように)
対策②根毛が弱る吸収が落ち込んでしまう、アミノ酸を葉面散布で与える。
ことがお勧めです!根腐れ対策 具体的な方法
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対策①土壌潅水向けの菌資材
まずは、なんといっても納豆菌です!
どんな環境でもその強い増殖力で、どんな菌よりも素早く増えてくれます。 -
そして、あまりにも雨が続き、冠水気味になってしまったときは、
嫌気性環境でも増えてくれる光合成細菌がお勧めです!菌根菌、納豆菌入り
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対策②葉面散布にお勧めなアミノ酸資材
育苗中や、定植したての場合は、まだまだ根毛の成長も盛んですので、
根毛の周りにとりつき、根の働きを活発にする菌根菌入りの資材を選ぶのもお勧めです。(菌根菌入りのものはやや高価なものが多いですが、定植時期に1、2回散布で済みます)
光合成不足の対策
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今回は、根腐れ対策でも取り上げた、アミノ酸散布と一緒に対策できる資材を取り上げました!まずは、雨天・曇天専用に開発された
アミノ酸と共に、光合成の触媒である、酸化チタン入りで、光合成を助けます。
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意外と盲点なのが苦土(マグネシウム)補給。苦土は葉緑体づくりに欠かせない微量要素ですが、根がよわると吸収率がすぐ悪くなる特徴があります。
土壌からしっかりやっていても、調子が悪いときは葉面散布がお勧めです。
> {produc_205@,206}ヨーヒB5よりもリン酸の量が多いです)
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最後に、どうしても光合成不足から回復されていないときの応急処置として…
アミノ酸と一緒に、光合成産物である糖類が多く含まれているものがお勧めです。グルタン(上記にも記載。糖蜜を納豆菌で発酵しています)
(糖蜜とマルトオリゴ糖を発酵しています)