暖かくなってきた! うどん粉病特集

暖かくなってくると厄介なのがうどん粉病。「生暖かい」気候が大好きなカビです。

予防としては、
①葉かき、かんざし取り、落ち葉の除去など いつもきれいに保つこと
②風通しを良くする(やはり、こまめな葉かき、密植を避けるなど)
がありますが、それでも発生してしまうもの。

今回は状況別にお勧めの肥料を特集します!

曇り続き/チッソが多めで徒長気味の時

曇りでも光合成がんばる
【1】液肥を使っている場合
チッソの少ないものへ切り替える
まずは、潅水や葉面散布で液肥をお使いでしたら、チッソの少ないものへ切り替えがお勧めです。

サトウキビのちからみずは、糖蜜由来の液肥で、元々微量要素も豊富。
2-6-6と0-8-5は【2】も当てはまる方にはお勧めです。




【2】微量要素を与えていない/土壌への施肥のみの場合
おすすめ ★苦土(マグネシウム)★
微量要素を上げていない、あるいは、土壌への施肥のみの場合、
曇り続きによる影響と併発して、マグネシウム不足になり、
さらに光合成能力が下がってしまっている可能性があります。
余計に徒長が進み、細胞壁がヤワになると、うどん粉病の思うつぼ。そこから広がってしまします。

光合成に欠かせない葉緑素をに必要なマグネシウムを補いましょう!

いちごやトマト 実の締まりも悪いとき

細胞壁強化
◆細胞壁に欠かせないカルシウム、ケイ素 不足が考えられます。
特に、カルシウムは元々吸収・体内移行が難しい要素ですから、
根が弱ってしまうと、土壌に施肥をしていても欠乏状態になることがあります。

少し手間ではありますが葉面散布がお勧めです!
コスパよし!リンゴ酸Caとクエン酸Caですので吸収率がよく、さらにほかの微量要素も補えるためお勧め! カルシウム配合率も、他社の2倍ほどですので、希釈率もあげることができます。
葉が水をはじきやすい、キュウリなどにおすすめ!展着を促進するトレハロース入りなのでよく浸透します。

他社に比べて圧倒的に吸収率の良い「オルトケイ酸」としてケイ酸が含まれています。(メーカーさんは特許技術もお持ちです)他のケイ酸でいまいち実感できなかった方は一度お試しいただきたい商品!

亜リン酸+ケイ酸という、うどん粉病でお困りの方にはありがたい組み合わせの葉面散布液。こちらもトレハロース入りです!

★うどん粉病が見つかり始めてしまったとき

納豆菌
◆納豆菌
繁殖力の高い納豆菌は、優先的に葉の表面に増殖してくれるので、
病原菌の住みかや餌を奪います。
農薬ではありませんが、
既にうどん粉病が見つかり始めてしまったお客様からの購入、その後のリピート購入が多いのが特徴的
廃糖蜜を納豆菌で発酵させた菌液です。かなりコスパがよいので、
こまめにまくなど、ぜいたくに使えます!